第28番札所
龍正院(りゅうしょういん)
愛称
滑河観音
住所
〒289-0125
千葉県成田市滑川1196
電話番号
0476-96-0217
山号
滑河山
本尊
十一面観世音菩薩
宗派
天台宗
真言
おん ろけい じんばら きりく そわか
ご詠歌
おとにきく なめかはでらの けさがふち あみころもにて すくふなりけり
説明
仁王門は飛騨大隅の作といわれる八脚門で茅葺き寄棟造り、木造りの簡素にして端麗な建物で、室町時代の文亀年間の再建、桃山期の建築様式として国の重要文化財に指定されている。本堂は1696年建立の銅板葺きで、欄間の彫刻や天井絵、奉納額、さらに左甚五郎作とも伝えられる馬の彫刻2体など見どころが多いです。838年に慈覚大師が開いたという古刹で、本尊の十一面観音は定朝作と伝えられ、その胎内にも観音像が納められています。この観音像にも伝説があります。この地方が冷害による飢饉に見舞われた時、城主・小田将治が観世音に祈願したところ、朝日姫と名乗る少女が現われ、「汝の願い事かなうべし」と告げて将治を河辺に導き、姿を消しました。そこには老僧がおり、衣を網にして川から小さな観音像をすくいあげて、将治に与え、「この渕より湧く水をなめよ」と告げたので、その教えに従うと、やがて天候は回復し、作物も実ったということです。 ご本尊は秘仏ですが、薄暗い堂内にはお前立ちの観音様が両脇に不動明王と毘沙門天を従えているのを拝むことができます。また、境内にはボケ封じの道祖神などもあります。
参観料
無料
営業時間
8:00~17:00(11月~3月8:00~16:00)
駐車場
23台
公式ページ
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